美容室JUICY代表:冨永雅人
私の実家は美容業です。
母は主に化粧品・エステを商い三人の子供達を育て上げました。
ところが母が偉大すぎたせいか、私も姉も弟も、子供達は誰も家業である美容の世界には背を向けるように育っていきました。
時は2003年、私はイベント業を始めました。
時に有名なモデルさんをゲストとして呼んでいるうちに、ヘアメイク部門が必要になった事もあり、2010年に美容室を創業し主にヘアセット・メイクを主力事業として今日の源流が始まりました。
家業が美容業だった関係で、美容室に対し簡単なイメージがあったのかもしれませんね。
ところが創業から六年もの間、スタッフの入退社や増減の影響で売上が左右する「美容室特有のジレンマ」に悩み続け、どうしたらスタッフにもっと良い待遇を提供してあげられるのだろう。そのための売上はどうすればあがるのだろう。と「鶏と卵どちらが先か」みたいな禅問答をしておりました。その頃の私が得意だった一夜のイベントに集客することと、日々の美容室の切り盛りをする事はどうやら勝手が違ったようで上手く行かず、手元にあった創業資金を二年も経たないうちに溶かしたほどです。
そして2015年11月に一部店販品の買付や事業の海外展開を睨んで、海外視察に出かけました。
海外に活路を求めて、と聞こえよく言えば調いますが、実際には藁にもすがるくらいのきっかけ探しの旅でした。
しかし、その時現地で出会った、活き活きとした方々の魅力に惹かれ、それから4年間のうちに21回渡航し61都市を歴訪。
気づけば、少しづつですが海外経験値を高めて行きました。
傍らでは熊本地震の影響で事業縮小を余儀なくされながらと言う悪条件でしたが、とりあえず海外事業パートナー(5ヵ国8名)と提携を致しました。
そして2022年。
現在もコロナ禍を過ごしている訳ですが、コロナ当初にマスクや消毒液が足りなかった騒動がありましたよね。
JUICYでは中国からマスクを、スペインから消毒液を調達して、特に不足すること無く過ごしました。
思えば、「日本に無いけどあるところにはある」を痛感したのは、このマスク・消毒液体験が大きいと思います。
それからは非接触体温計の輸入販売に乗り出すなど、およそ美容室とは思えない、海外パートナーを活かした独自の事業部を設立致しました。
さて
私は海外にふらふら出かけ、こうして海外展開に乗り出すことが出来ました。
ところが、多くの美容室経営者には(しっかり自分の事業に向かい合っているからこそ)海外できっかけ探しなどしている悠長な時間はありません。
私はこの特殊な経歴で得たノウハウを使って、同じ美容業をされている方々に貢献できないかと思案しました。
その結果が、美容室JUICYからのスピンオフ企画「JUICY tech&trade」の設立なのです。
ぜひ、ご興味頂ければお問合せください。
商品・サービスに留まらず、社員旅行の相談など、海外経験は全て還元致します。
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